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本文へジャンプ 平成18年10月改訂
→※S2コースを追加しました

脳ドックのご案内
全身拡散強調法と 遺伝子診断を導入した 全国初の脳ドック

●国内最高品質の脳ドック

片倉病院では2005年11月より、磁束密度1.5テスラ級としては世界最高性能を誇る独シーメンス社製Magnetom Avanto(マグネトーム アヴァント)MRI撮影装置が稼働しております。
この装置では、最新の技術により全身の高精細スキャンを継ぎ目無く高速に行うことができます。これにより、脳や全身の異常を従来より高い確率で検出できるようになりました。

当院では病気で受診されている患者様以外でも気軽に最新の検査を受けていただけるよう、脳ドックを行っております。最新のMRI撮像法と他の各種検査を組み合わせることにより、国内随一の品質を誇る検診が大崎市で実現しました。
また、現在ある病気を見つけるのみならず、将来の疾病可能性を予測できる遺伝子診断を全国に先駆け導入しました。

SIEMENS 1.5T MRI
Magnetom Avanto
このような方に特にお勧め致します
 ●両親あるいは兄弟に、クモ膜下出血が発生した方
 ●本人またはご親戚に心筋梗塞や狭心症、脳卒中のなどの病歴がある方
 ●認知症についてご心配されている方
 ●高血圧症/糖尿病などの、成人病・生活習慣病をお持ちの方
 ●中性脂肪/尿酸値/コレステロール値が高い方
●各コースのご案内

[基本コース検査項目]
検査項目/コース S2コース S1コース Aコース Bコース Cコース
脳1.5テスラMRI検査
頸動脈1.5テスラMRI検査 -
全身スキャン1.5テスラMRI検査 - -
頸動脈超音波検査 -
心電図検査
血液一般検査
腫瘍マーカー - -
生活習慣病リスク遺伝子検査(5種) - - - -
肥満遺伝子検査(3種) - - - -
生活習慣分析 - - -
内臓脂肪測定 - -
動脈硬化度測定 - -
通常価格(税込) 119,000円 98,000円 60,000円 45,000円 30,000円
検査時間 約2時間30分 約1時間45分 約40分
※検査時間は、おおよその目安です(受診される方の個人差により若干増減します)。また、当日結果説明を受けられる場合は、上記に加え、30分程度お時間を頂く場合がございます。
[オプション検査項目] (S2、S1、A、B、Cのいずれのコースでもご選択いただけます)

 
 ●遺伝子検査(疾病リスク検査) → 検査項目リストはこちら
●受診時間

月曜日〜金曜日 9:00 〜 11:00 13:30 〜 16:00 (予約制

●申込方法


 脳ドックは予約制となっております。
 お申し込みは電話/E-Mailでのご連絡、または窓口にて直接お申し出ください。

 ※E-Mail、FAXの場合は折り返しご連絡させていただきます。受診者のお名前、日中のご連絡先をお知らせください。

お申し込み・お問い合わせ先

 財団法人 片倉病院 TEL 0229-22-0016 (8:30〜17:00)/ FAX 0229-24-1226 

 メールでのお問い合わせメールでのお問い合わせはこちら
●留意事項
※原則としてMRI検査を受けられない方
 ●心臓ペースメーカーを使用している方
 ●体内にMRI非対応の手術クリップ、人工関節、心臓人工弁等を有する方
 ●入れ墨をされている方(変色の恐れがあります)
 ●埋め込み型電気刺激装置を使用中の方
※S(全身+遺伝子)コースおよび、A(全身)コースを受診される場合は、検査当日の食事を絶食していただく必要があります。
※その他ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。


●脳ドックの目指すもの - 元気で長生きを

 脳卒中はある日突然やってきます。たった今まで元気で働いていた人が次の瞬間ねたきりや生死に関わる状態に陥ることもある病気です。

 近年の救急救命技術の進歩により生存率は向上しておりますが、重篤な場合かなり高い確率で寝たきりとなったり、社会復帰のために厳しいリハビリテーションを続けなければならない等、発症してしまうと本人、家族ともに非常に大きな困難に直面します。

 脳ドックの目的は、このような突然の不幸をできるだけ未然に防ぐことにあります。

 脳卒中以外にもアルツハイマー病や特発性正常圧水頭症、無症候性脳梗塞を早期に発見することにより、発症してからの受診と比べてより有効な対策がとれます。

 また、血液検査や遺伝子検査(遺伝子は変化しないので一生に一回検査すれば良いものです)を併用すると、現在まだ画像に現れない様々な病気を予測することができます。

 これらにより目指すところは、「元気で有意義な」人生を長く送っていただくことです。

●片倉病院脳ドックの特長 その1


 最新の機器と脳神経外科/脳卒中専門医による読影のコンビネーション=高品質な検診

 高精度な検診のためには機械の性能と読影者の能力の両方が揃っていることが必要です。どちらか一方が欠けても検査の信頼性は大きく揺らぎます。

 当院では全例を脳神経外科および脳卒中専門医が読影し、高品質な検診を提供いたします。

脳MRI:脳血管描出画像

血管や頸部血管などの画像を描出します。
造影剤は使用しません


脳MRI:輪切り画像

短時間の撮影で非常に高画質な画像が得られます
●特長 その2

 全身拡散強調撮像法によるがん検診 (Sコース・Aコース)


 全身を継ぎ目無く撮影できる装置のメリットを生かした撮像法で、悪性腫瘍の検出を行う検査です。 検診としては当院が全国で初めて導入しました。
 がん検診と言えばPETが有名ですが、高額、事前に放射性物質の注射が必要など日常うける検診としてはまだまだ敷居が高いのが現状です。

本検査では注射や放射線被爆なしに全身の悪性病変を発見しうるものです。全ての腫瘍に万能ではありません(PETも同様です)が、部位によってはPETに勝る性能をもつ最新の検査法です 。

全身スキャン画像

胃癌

膵臓癌
●特長 その3

 遺伝子診断による疾病予測 (Sコース)

 脳ドックSコースでは、全国に先駆け肥満遺伝子検査を導入しました。

 これは日本人の肥満、生活習慣病に関連する3種類の遺伝子を検査するもので、
 現在画像上の異常が現れていない場合でも各人の日常生活上の注意点がわかる検査です。

 検査は綿棒で頬の内側の粘膜をこするだけで、痛みは一切ありません。

 同時に日々の食生活の分析も遺伝子と照らし合わせて行いますので、確実な生活習慣病の予防ができます。

 オプションとして、高血圧、糖尿病、各種がん、アルコール依存症、うつ、近視などの遺伝子検査も可能です
 (詳細はお問い合わせください)。

超音波診断装置
●特長 その4

 最新の超音波診断装置による頸動脈検査 (Sコース・Aコース・Bコース)

 食生活の欧米化により日本人の頸動脈狭窄症は増加の傾向にあります。放置すると閉塞したり、血栓がはがれて脳梗塞の原因となります。

 狭窄の早期発見のため、頸動脈の超音波検査を行います。
●特長 その5

 フィルムレス画像診断装置と高速ネットワークによる迅速な解析、結果説明

 全ての診断機器は高速回線で結ばれ、結果は検査終了と同時に表示されます。

 フィルム現像や運搬の手間が無い分検診時間の短縮につながります。
 また、特に全身スキャンの場合は画像数が膨大な量になりますので、漏れなく読影するためには必須の装置です。

 検査結果はデジタルデータとしてCDでお渡しできますので、他の施設で精密検査や治療を受ける際も安心です。

●特長 その6

 血液検査、心電図検査も併せて行います。

 脳疾患は心臓や血液の状態と密接な関わりがあります。
 
 例えば心房細動は心臓の中に血栓を形成して、これが脳に流れて重症の脳梗塞の原因となります。

 また、高血糖や高コレステロール血症は動脈硬化をひきおこし脳梗塞や脳動脈瘤の原因となります。

 当院では画像診断と同時に血液や心臓の状態もチェックし、脳卒中の原因を探します。

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